ヒマワリ

娘が、大好きな歌手のCDのふろくでついていた、ヒマワリの種を庭に蒔き、たった２本だけ芽を出した。

花の水やりなどしたことのない子が、せっせと水をやり、ようやく１０センチほどの丈になった時、庭の剪定をしてもらうことになった。
植木屋さんには、
「ヒマワリが芽を出しているので気をつけて作業して下さい」って、お願いしていたのだけれど・・・
すっかり忘れてしまっていたのか・・・
ぐちゃぐちゃに踏み倒されていた・・・

激怒した娘は
「母さん、電話して文句言ってよ！！！」と、そりゃ怒る気持ちはわかるけど。。。
「文句言ったところで、どうしようもないやん」と、言うと
「じゃあ、母さんは、もし子どもが交通事故で死んでも、しょうがないで済ます訳？？」と言い寄られ、確かに一言、守ってもらえなかったこと
言わなければ。。。と、思いつつ、忙しさにかまけて忘れてしまっていた

あのヒマワリの種は娘にとっては特別な種で、他の種ではダメなんだと・・・

かれこれ１週間がたち、ふとその場に目をやると、葉っぱが何箇所か千切れ、茎にはしっかり踏まれた痕が残っているものの、ひょろひょろだけど
しっかり真っ直ぐ立っていた。

そしてもう一本は、まだ横たわっているものの、まだ茎も青く、２，３日したら、もしかしたら真っ直ぐに立つかもしれない！！

ガンバレ！ガンバレ！！

踏まれたヒマワリ、夏にはどんな花を咲かせるんだろう・・・